キオーラについて本気出して考えてみた
2013年12月27日 最新セット コメント (2)
昨日書いていたものが消えたのでリベンジ!多少は簡略化しそうですが。
クリスマスに発表されてから話題騒然のキオーラですが、まだ実践で使われてもいないこのカードに対する評価は様々なものであります。そこで、自分なりにこのカードを分析してみました。
①キオーラというカード
DtP2012で初のお披露目となったキオーラ、青緑のプレインズウォーカーでラヴニカに関係があるということで、ラヴニカへの回帰ブロックでの登場か!?とちょっと騒がれていたのですが結局出ず…。いつ出るんだろうなーといった感じだったのですが、急にテーロスで出てきました。
初となるカード化した青緑のPWで、青という色、そしてイラストの美しさで初動は高騰しそうです。浮世絵の様な波のデザインがグッド!
②PWとしてのスペック
能力は後に触れるとして、PWとしての基本的なスペックを。色マナ2色を含む4マナは標準的。それだけにライバルは多いです。
初期忠誠度はなんと2!かのニッサやティボルトといったネタPWと同じ値です。しかし今の環境にある主な本体3点以上の火力は、稲妻の一撃、頭蓋割り、ボロスの魔除けぐらいで、それらは赤単やバーンなどの特定のデッキにしか入っていません。火力の点ではあまり心配する必要がなさそうです。
能力はプラス、小マイナス、大マイナス。初期忠誠度が低い代わりに奥義の値が少なく設定されています。
③+1能力
メインとなる能力は、簡単に言うと一時的なガス化。
主な使い方は、クリーチャーに撃ってダメージをシャットアウトするというもの。ジェイスが「面の防御」ならば、キオーラは「点の防御」といったところ。強化しても軽減されるので、クリーチャー1体を止めるならこちらの方が強いです。また、ブロッカーに撃って文字通りただの壁にすることもできます。相手へのダメージも軽減されますが、相討ちや一方的な死亡を避けることができます。反攻者は能力まで封じられるので、かなり強力。
あとは相手の土地やエンチャント等に撃つ使い方。パーマネント対象なので、変わり谷や魔鍵の攻撃を封じたり、燃え立つ大地やパーフォロスのダメージを無効化する、ラルに稲妻を使わせないといったことができます。しかしPWに撃つ時は、無敵状態になってしまうので攻撃した後で!あとドムリやパーフォロスの槌は防げないのでご注意を!
④-1能力
カードで言うと、探検。1枚ハンドアドバンテージを稼げ、土地を伸ばすこともできます。この能力を2回使って使い捨てることもできます。
しかし同じ青の4マナ域に、初期忠誠度が高く、同じく2回で使い捨てられ、ライブラリーを6枚掘りながら3、4枚ハンドを稼げるジェイスがいるので、正直この能力に関しては基本ジェイスの方が強いです。キオーラを使うならば他の能力に活路を見出すか、土地を追加で出せる能力が活かされるデッキが望ましいです。
⑤-5能力(奥義)
奥義は毎ターン9/9の巨大なイカを呼び出します。終了ステップに出るので、使ったターンからちゃんと守れて隙がありません。確実ではないものの、これを使ったら数ターン後にはイカだらけになり、ほぼ勝ちとなります。
-5と撃ちやすいので、少しでも攻めあぐねているとあっという間に忠誠度を貯められて奥義を使われます。そして毎ターンでるデカブツでさらに攻撃しにくくなります…。
⑥入るデッキ
全体的にコントロール向けのカードなので、コントロールやコンボデッキ、ビッグマナで有効に使えそうです。1枚で強いという訳でなく、組み合わせによって相乗効果が期待できるカードだと思います。
現在のデッキで言うならば、最近ほとんど見ませんが迷路コンですね。プラス能力で全除去や濃霧などを節約してクリーチャーを抑え込むことができ、マイナス能力で門を素早く出していくことができ、隙あらば奥義でイカを出しまくって勝つこともできます。まさにピッタリなカード。
次の環境だと、アゾリウスやセレズニアの占術土地が出る予定なので、バントコンとかバントビッグマナにおいて使われそうな気がします。これらのデッキで早いターンに6マナにつなげられるのは価値があります。
こんなところですかね。明日ぐらいにデッキ考えて上げてみます!
クリスマスに発表されてから話題騒然のキオーラですが、まだ実践で使われてもいないこのカードに対する評価は様々なものであります。そこで、自分なりにこのカードを分析してみました。
①キオーラというカード
DtP2012で初のお披露目となったキオーラ、青緑のプレインズウォーカーでラヴニカに関係があるということで、ラヴニカへの回帰ブロックでの登場か!?とちょっと騒がれていたのですが結局出ず…。いつ出るんだろうなーといった感じだったのですが、急にテーロスで出てきました。
初となるカード化した青緑のPWで、青という色、そしてイラストの美しさで初動は高騰しそうです。浮世絵の様な波のデザインがグッド!
②PWとしてのスペック
荒ぶる波濤、キオーラ 2緑青
プレインズウォーカー キオーラ 2
+1:対戦相手がコントロールするパーマネント一つを対象とする。あなたの次のターンまでそれに与えられるすべてのダメージとそれが与えるすべてのダメージを軽減する。
-1:カードを1枚引く。このターン、あなたは追加で土地を1つプレイしてもよい。
-5:あなたは「あなたの終了ステップの開始時に、青の9/9のクラ―ケン・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。」を持つ紋章を得る。
能力は後に触れるとして、PWとしての基本的なスペックを。色マナ2色を含む4マナは標準的。それだけにライバルは多いです。
初期忠誠度はなんと2!かのニッサやティボルトといったネタPWと同じ値です。しかし今の環境にある主な本体3点以上の火力は、稲妻の一撃、頭蓋割り、ボロスの魔除けぐらいで、それらは赤単やバーンなどの特定のデッキにしか入っていません。火力の点ではあまり心配する必要がなさそうです。
能力はプラス、小マイナス、大マイナス。初期忠誠度が低い代わりに奥義の値が少なく設定されています。
③+1能力
メインとなる能力は、簡単に言うと一時的なガス化。
主な使い方は、クリーチャーに撃ってダメージをシャットアウトするというもの。ジェイスが「面の防御」ならば、キオーラは「点の防御」といったところ。強化しても軽減されるので、クリーチャー1体を止めるならこちらの方が強いです。また、ブロッカーに撃って文字通りただの壁にすることもできます。相手へのダメージも軽減されますが、相討ちや一方的な死亡を避けることができます。反攻者は能力まで封じられるので、かなり強力。
あとは相手の土地やエンチャント等に撃つ使い方。パーマネント対象なので、変わり谷や魔鍵の攻撃を封じたり、燃え立つ大地やパーフォロスのダメージを無効化する、ラルに稲妻を使わせないといったことができます。しかしPWに撃つ時は、無敵状態になってしまうので攻撃した後で!あとドムリやパーフォロスの槌は防げないのでご注意を!
④-1能力
カードで言うと、探検。1枚ハンドアドバンテージを稼げ、土地を伸ばすこともできます。この能力を2回使って使い捨てることもできます。
しかし同じ青の4マナ域に、初期忠誠度が高く、同じく2回で使い捨てられ、ライブラリーを6枚掘りながら3、4枚ハンドを稼げるジェイスがいるので、正直この能力に関しては基本ジェイスの方が強いです。キオーラを使うならば他の能力に活路を見出すか、土地を追加で出せる能力が活かされるデッキが望ましいです。
⑤-5能力(奥義)
奥義は毎ターン9/9の巨大なイカを呼び出します。終了ステップに出るので、使ったターンからちゃんと守れて隙がありません。確実ではないものの、これを使ったら数ターン後にはイカだらけになり、ほぼ勝ちとなります。
-5と撃ちやすいので、少しでも攻めあぐねているとあっという間に忠誠度を貯められて奥義を使われます。そして毎ターンでるデカブツでさらに攻撃しにくくなります…。
⑥入るデッキ
全体的にコントロール向けのカードなので、コントロールやコンボデッキ、ビッグマナで有効に使えそうです。1枚で強いという訳でなく、組み合わせによって相乗効果が期待できるカードだと思います。
現在のデッキで言うならば、最近ほとんど見ませんが迷路コンですね。プラス能力で全除去や濃霧などを節約してクリーチャーを抑え込むことができ、マイナス能力で門を素早く出していくことができ、隙あらば奥義でイカを出しまくって勝つこともできます。まさにピッタリなカード。
次の環境だと、アゾリウスやセレズニアの占術土地が出る予定なので、バントコンとかバントビッグマナにおいて使われそうな気がします。これらのデッキで早いターンに6マナにつなげられるのは価値があります。
こんなところですかね。明日ぐらいにデッキ考えて上げてみます!
コメント
次の環境にて、他にどんなカードが登場するかにもよりますが、今のところの評価はそこまで高くはないキオーラ。
占術土地が揃い、コントロールも強化されそうなので、ジェイスを押しのけて活躍してくれることを願うばかりです。
やはり忠誠度の低さや変わった能力、そしてジェイスの存在がキオーラの評価を下げている感じですね。自分としては非常に面白いカードだと思っているので、自らデッキを考えて使いたいです!