ルーン傷の悪魔が強い理由
2012年3月22日 ハートレスデッキ
最近は名古屋でハートレス使いが多いせいか、レシピについてのアドバイスを求められる時がちょくちょくあります。
その中でも良く聞かれるのが、「ルーン傷の悪魔とウスーンのスフィンクス、どっちがいいですか?」というものです。公式ではウスーン4枚のレシピが公開されていましたからね。
しかしこれに関して、山田は即答で「ルーン傷」と答えます。本日はその理由について書いていこうと思います。
①スペック
能力に対しては後述するとして、ウスーンの方がルーン傷よりもパワーが1低いです。必然的に線が細くなるハートレスでは、この1の差が結構致命的です。殴り合いなら一方的に負けるという意味でも。
②能力
・ルーン傷
・ウスーン
ここが一番差が付くところです。
ルーン傷の「魔性の教示者」は、どんな状況であれ、ライブラリーから好きなカードを1枚持ってこれます。しかも公開の必要がないので、相手の不意を突くことができます。
対してウスーンの「嘘か真か」は、うまくいけば2枚以上の良いカードを手に入れられますが、大抵は1枚、ひどい時は良いカードがないときもあります。そして、カードを公開しなければいけないので相手に構える余地を与えてしまいます。
元のカードの性能も、ダブルシンボルソーサリーとシングルシンボルインスタントと、ここからして違います。
もちろん嘘か真かは、複数のカードを手に入れることができる・墓地も肥やすことができるという利点もありますが、普通に運用する上では、ルーン傷の方に軍配が上がります。
③色
・ルーン傷 黒
・ウスーン 青
これに関して言うと、一長一短あります。
黒は剣やミラクル、ハートレス相手に入れられる天界の粛清に弱いという弱点があります。しかし、破滅の刃が効きません。
青はプロテクションに引っかかりにくいという点で優秀ですが、焼却でやられる、破滅の刃が効くという弱点があります。
④運用法
・ルーン傷
基本は追加のルーン傷や、クローンを持ってきて連鎖させ、デカブツを並べる。状況に応じて、その場を打開できるカードを持ってきたり、負けの芽をつぶせるカードを持ってきたりする。
・ウスーン
ハンドと墓地を肥やせるので、後続を手札に加えつつ、墓地のカードを利用する方法があるとアドバンテージが大きい。
ルーン傷は必ず後続を持ってこられるので、そのまま殴りきる戦法に向いています。相手が除去を構えていなければ、かかるマナの少ないクローンを持ってきてルーン傷をたくさん並べることもできます。また、持ってくるカードは何でもよいので、シルバーバレット戦略を取ることができます。
ウスーンは必ず欲しいカードが手に入るわけではありませんが、5枚のカードを手札と墓地に加えることができます。これを利用して、FBを持つ呪文やヘイヴングルの死者を多めに入れたデッキで真価を発揮できそうです。しかし殴りきる戦法をとりにくいので、動きはコントロール寄りにならざるを得ません。
一応長所・短所共に書きましたが、これらのことから、山田はルーン傷の方が強いと思います。
ただ、好みの問題やデッキのコンセプトによって運用が変わってくるとは思うので、ウスーンを完全に否定するわけではありません。あくまでお好みで。
その中でも良く聞かれるのが、「ルーン傷の悪魔とウスーンのスフィンクス、どっちがいいですか?」というものです。公式ではウスーン4枚のレシピが公開されていましたからね。
しかしこれに関して、山田は即答で「ルーン傷」と答えます。本日はその理由について書いていこうと思います。
①スペック
ルーン傷の悪魔 5黒黒
クリーチャー デーモン 6/6 飛行
ルーン傷の悪魔が戦場に出たとき、あなたのライブラリーからカードを1枚探してあなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す。
ウスーンのスフィンクス 5青青
クリーチャー スフィンクス 5/6 飛行
ウスーンのスフィンクスが戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上から5枚のカードを公開する。いずれかの対戦相手は、それらのカードを2つの束に分ける。一方の束をあなたの手札に加え、もう一方をあなたの墓地に置く。
能力に対しては後述するとして、ウスーンの方がルーン傷よりもパワーが1低いです。必然的に線が細くなるハートレスでは、この1の差が結構致命的です。殴り合いなら一方的に負けるという意味でも。
②能力
・ルーン傷
魔性の教示者 2黒黒
ソーサリー
あなたのライブラリーからカードを1枚探してあなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す。
・ウスーン
嘘か真か 3青
インスタント
あなたのライブラリーの一番上から5枚のカードを公開する。いずれかの対戦相手は、それらのカードを2つの束に分ける。一方の束をあなたの手札に加え、もう一方をあなたの墓地に置く。
ここが一番差が付くところです。
ルーン傷の「魔性の教示者」は、どんな状況であれ、ライブラリーから好きなカードを1枚持ってこれます。しかも公開の必要がないので、相手の不意を突くことができます。
対してウスーンの「嘘か真か」は、うまくいけば2枚以上の良いカードを手に入れられますが、大抵は1枚、ひどい時は良いカードがないときもあります。そして、カードを公開しなければいけないので相手に構える余地を与えてしまいます。
元のカードの性能も、ダブルシンボルソーサリーとシングルシンボルインスタントと、ここからして違います。
もちろん嘘か真かは、複数のカードを手に入れることができる・墓地も肥やすことができるという利点もありますが、普通に運用する上では、ルーン傷の方に軍配が上がります。
③色
・ルーン傷 黒
・ウスーン 青
これに関して言うと、一長一短あります。
黒は剣やミラクル、ハートレス相手に入れられる天界の粛清に弱いという弱点があります。しかし、破滅の刃が効きません。
青はプロテクションに引っかかりにくいという点で優秀ですが、焼却でやられる、破滅の刃が効くという弱点があります。
④運用法
・ルーン傷
基本は追加のルーン傷や、クローンを持ってきて連鎖させ、デカブツを並べる。状況に応じて、その場を打開できるカードを持ってきたり、負けの芽をつぶせるカードを持ってきたりする。
・ウスーン
ハンドと墓地を肥やせるので、後続を手札に加えつつ、墓地のカードを利用する方法があるとアドバンテージが大きい。
ルーン傷は必ず後続を持ってこられるので、そのまま殴りきる戦法に向いています。相手が除去を構えていなければ、かかるマナの少ないクローンを持ってきてルーン傷をたくさん並べることもできます。また、持ってくるカードは何でもよいので、シルバーバレット戦略を取ることができます。
ウスーンは必ず欲しいカードが手に入るわけではありませんが、5枚のカードを手札と墓地に加えることができます。これを利用して、FBを持つ呪文やヘイヴングルの死者を多めに入れたデッキで真価を発揮できそうです。しかし殴りきる戦法をとりにくいので、動きはコントロール寄りにならざるを得ません。
一応長所・短所共に書きましたが、これらのことから、山田はルーン傷の方が強いと思います。
ただ、好みの問題やデッキのコンセプトによって運用が変わってくるとは思うので、ウスーンを完全に否定するわけではありません。あくまでお好みで。
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